1. ホーム
  2. 地球温暖化ってなに?

地球温暖化ってなに?

地球温暖化とは?

最近の科学者達の研究の結果、21世紀末には、地球の平均気温が4.0〜6.4°C上昇すると予想されています。これは、地球の平均気温が、1906年~2005年の100年間で、0.74°C上昇したことと比べると、とても大きな上昇です。この減少を、地球温暖化と呼んでいます。

その結果、大規模な自然災害(巨大台風や集中豪雨、干ばつ、日照り)が起きやすい環境になり、多くの人々が、自然災害や食料不足などで命を落とすことが予想されます。また、気候の変動により生態系が乱れ、多くの動植物が絶滅すると言われています。

その原因として考えられるのが、人類の様々な活動、特に石油等化石燃料の使用増大による、温暖化ガス(二酸化炭素やメタンガス)の排出量の増大です。

私たちは、次世代の人々を危機的な状況に追い詰めないために、今から一人一人が問題意識を持って、温暖化対策をとらなければならないのです。

二酸化炭素が増えるとどうして地球の気温が上がるの?

温室効果ガス

太陽光の持つ熱エネルギーの多くは、一旦地球に降り注いだ後に、そのまま宇宙空間へ放出されます。しかし、温室効果ガスの濃度が高まると、この熱エネルギーを吸収してしまい、地球表面に熱がこもる状態になってしまいます。このため気温上昇を招くのです。

温暖化によって、どうして大規模な自然災害が起きるの?

これは温暖化により、地球規模での水の循環が変わってくることが、大きな原因と考えられています。

気温上昇により、大気中に溜め込める水蒸気量(専門用語で言うと飽和水蒸気量と言います)は変化します。大体5°C上がると、3割余計に空気中に水蒸気として溜め込まれていることになります。雨は、気温や気圧の変化によって、空気中に水蒸気として溜め込まれた水が液体となって出てくる現象ですから、気温が5°C上がると、雨の量も3割増えることになります。これが気温上昇によって、集中豪雨等の自然災害が増える理由なのです。

飽和水蒸気量曲線

地球温暖化は化石燃料の使いすぎが原因なの?

一部の人々が、地球温暖化と二酸化炭素との間には関係がないと主張しています。しかし、地球温暖化については、気候変動に関する政府間パネル(通称IPCC)が発行した「評価報告書」によると、

  • 二酸化炭素の増加は、主に人間による化石燃料の使用が原因である。
  • 二酸化炭素は、人為起源の温室効果ガスの中で、最も影響が大きい。この他、メタン、一酸化二窒素、ハロカーボン類なども影響している。
  • 20世紀半ばから始まった地球の平均気温上昇は、人為的な温室効果ガスの増加によるものである可能性がかなり高い。

と結論されています。このことから、地球温暖化は石油燃料の使いすぎが原因である、つまり、少なからず私たちに原因があるのです。

IPCCは、国連機関によって創設された国際機関で、地球温暖化に関する世界中の数千人の専門家が、その報告書の作成に関与しています。2007年にノーベル平和賞を受賞したことからも、国際的にも信用のある機関だと言えます。世界中の科学者の知見に基づき、責任ある機関が発行した報告書に書かれているのですから、やはり我々は、地球温暖化は石油燃料の使いすぎが原因であると認めざる得ないと思います。

少しの気温上昇なんて大した事ないのでは?

2003年の夏に、ヨーロッパをかつてない熱波が襲いました。この年の夏の平均気温の上昇は4°Cでした。ですが、フランス国内だけでも、15,000人がこの熱波の影響で死亡しました。フランスのような先進国でも、夏の間たった4°C気温が高かっただけで、15,000人も死んでしまうのです。

今世紀末の上昇予測は6°C以上です。それも、地球上全てが暑くなり、逃げ場もないのです。その状態が毎年続くのです。世紀末に一体どれだけの人々が、温暖化によって苦しむことになるのでしょうか? 想像しただけで恐ろしくなります。

  1. ホーム
  2. 地球温暖化ってなに?