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2011年度 ひまわりサークルの活動

私たちの活動

サークル集合

私たちひまわりサークルは、現在、地球温暖化などの防止の一環として注目されている、石油の代替燃料のバイオディーゼルに着目し活動しています。ひまわりを育て、採取した種から油を搾り、食用油として使用した後、バイオディーゼル燃料に作り替えます。

今年度のひまわりサークルは、1年生がたくさんサークルに入ってくれたため、35名と沢山のメンバーで活動することができました。

主な活動

富山県立大学の裏に、ひまわりサークルのための畑があります。だいたい500m2の広さです。最初、この畑をトラクターで耕しました。トラクターを運転したことのある人は、誰もいなかったので、先生にやり方を教えてもらいながらやりました。私は運転免許をもっていましたが、まっすぐに進むことがかなり難しかったです。

畑をおこした後は、畝立てです。みんなで鍬を持ち、交代しながら、一心不乱に耕しました。耕しているときは苦しくてもう嫌だと思っていたけど、完成した時の喜びはこの上なく嬉しかったです。

6月に入るといよいよ種まきです。使った種は、ヒマワリ・ハイブリットサンフラワーです。しかし、今年度はちょうどその頃、雨が続き、天候が優れず、なかなか種まきができませんでした。もともと、畑とセルトレイの両方に種をまく予定だったので、先にセルトレイにまき、晴れる日を待ちました。しかし、晴れそうになかったので、このままでは、8月に開花してくれないと思い、雨の中、傘をさしながら、畑に種まきしました。

あんなに苦労して種まきしたのに、なかなか芽を出してくれませんでした。早くも鳥に食べられてしまい、穴がポツポツ開いていました。芽を出す前から、鳥は分かっているなんて、すごいと感心してしまいました。今年度も鳥対策が必要となりました。

今年度は昨年度のような悲惨なことにならないように、さまざまに案を出し合って、対策を練りました。一つは、畑の周りに杭を立て、鳥よけのテープや網で囲うという方法。もう一つは、木酢液を畑の周りにまき、この匂いで鳥を寄せ付けない方法。この二つの方法をやって、なんとかひまわりは育ってくれました。

ひまわりを育てるのに大切なことのひとつに、水やりがあります。私たちは、朝夕、一日二回欠かさず行いました。また、草を除くことも大事なことです。機械でやれば簡単かもしれませんが、私たちは手で行いました。手は痛いし、腰や足は痛いしで辛かったです。しかし、綺麗なひまわりの花が見たくて頑張りました。

成長するひまわり

さまざまな試行錯誤や活動により、8月には、無事たくさんのひまわりの花を咲かせることができました。畑一面に咲いたひまわりを見ると、今まで頑張ってきた甲斐があったと感じました。ダ・ヴィンチ祭も成功してよかったです。

畑一面に咲いたひまわり

9月に入ると、花弁はすっかり散り、実は実りました。次は種の収穫です。ひまわりが完全に熟成するためには、少しそのまま置いておく必要があるのですが、ここでも鳥の心配があります。ですから、ネットをひまわり一つひとつに被せ、食べられないようにしました。

完熟した頃に、種の部分を取り、ビニールハウスにて乾燥させました。あまりに小さいものは取らずにおいて、鳥のご飯にしました。ビニールハウス内は、思っていたよりも温度と湿気が高く、少しカビを発生してしまいました。これは今後の課題です。

次は種を花柄からはずす作業です。花柄を持ち、種の付いている面を、大型のふるいにこすりつけるようにして種子をとりました。怪我をしないように注意して行いました。そして、選別です。ふるいや唐箕で、種以外のものや十分でない種を除きました。搾油は、まとめて業者の方にお願いしました。

ひまわりの種の形をしたドーナツと揚げパン

今年度の学祭では、ひまわりの種の形をしたドーナツと揚げパンを売りました。ひまわりの種型のドーナツは特に人気でした。模擬店に、自分たちの活動内容を紹介し、少しでも多くの人にひまわりサークルのこと、バイオディーゼルのこと、環境のことを知ってもらい、考えていただけるようにしました。

最後はバイオディーゼル燃料の製造です。ひまわりの種から油にしただけでもかなり量が少なくなってしまったのに、バイオディーゼル燃料にすると、さらに少なくなってしまい、唖然として、悲しくなりました。エネルギーを作ることは大変なことだし、決して環境にいいとはいえないと、改めて思い知らされました。

バイオディーゼル燃料の製造

ひまわり大作戦とダ・ヴィンチ祭

今年度は「ひまわり大作戦」を行いました。全1年生と共に種まきをしたり、ひまわり迷路を作ってダ・ヴィンチ祭に参加したりしました。私たちひまわりサークルだけではなく、多くの人に、ひまわりやバイオディーゼル燃料、さらには環境について知ってもらえる機会になったと思います。

ひまわり大作戦とダ・ヴィンチ祭

夏野菜

今年度は「何か新しいことに挑戦しよう」と考え、ひまわりを育てると共に、夏野菜を育ててみることにしました。

なぜ、夏野菜を育てようと思ったのかというと、私たちの年代は、昔に比べ、土に触れることが少なくなってきています。私たちが普段食べている野菜はどのようにして育てるのかを実際に体験しようと考えたからです。加えて、夏野菜はひまわりよりも少し早い時期から育てます。夏野菜を育てることで、ひまわりをよりすばらしく育てられるように予習するという意図もありました。このようなことを目標に夏野菜を育てました。

育てた夏野菜は、トマト、キュウリ、ナス、枝豆です。さまざまな品種を育て、メンバーで観察しました。水やり、施肥、竿や麻ひもによる支柱作りを特に努力しました。無事収穫して、食べた時、自分たちで苦労して作った無農薬野菜は、スーパーで買うのとは比べものにならないくらい美味しいと感じました。食べ物の大切さを、身をもって知りました。

新しく挑戦した夏野菜

最後に

ひまわり

ひまわりサークルの活動を通して、ひまわり栽培がほとんどを手作業で行うので、大変であることを知りました。

畝作り、除草、石やゴミの除去、水やりや害鳥対策など、機械でやれば簡単なことかもしれませんが、実際地道に手作業で行うことは大変な労力と時間かかりました。ひまわりを育てるだけでこんなにも色々なことを知り、苦労することも知りました。

また、ひまわりの種から油をしぼり、バイオディーゼル燃料になる量はかなり少ないことに驚きました。燃料はとても貴重なもので、バイオディーゼル燃料を含め、全てのエネルギーは大切に使わなければならないと痛感しました。

バイオディーゼル燃料が作られるまでには、先に述べたように、大変な労力と時間がかかり、肥料も必要です。これらにはエネルギーが使われています。さらに、油からバイオディーゼル燃料を作る過程でもエネルギーは必要です。このことを考えると、私たちの行ったバイオディーゼル燃料の製造は必ずしも環境によいとは言えず、逆に地球温暖化を進行しかねません。

頭では分かっていたことも、実際体験すると全く予想と異なり、予想以上なことばかりでした。このような貴重な体験ができたことに感謝すると共に、この体験が無駄にならないように生かしていきたいと思います。

去年の3月に東日本大震災があり、改めてエネルギーのことや環境のことを考え直す人が増えたと思います。私たちひまわりサークルの活動は世界から見たら小さなことかもしれませんが、サークル活動、ひまわり大作戦やダ・ヴィンチ祭などを通して、少しでも多くの人々にエネルギーの大切さを知る機会と考える機会を提供して、少しでも多くの人が環境を意識した生活を送るようになって、よりよい地球環境になってくれれば幸いです。

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