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中太閤山小学校の搾油体験

ひまわりの種から、油を搾ってみよう

ひまわりプロジェクトの実行にあたっては、近郊の3つの小学校(歌の森、太閤山、中太閤山)に協力をお願いしています。

2010年1月28日(木)、中太閤山小学校を、尾仲と中島で訪問し、4年生の児童に集合してもらい、採集したひまわりの種の搾油を体験してもらいました。多分、油を搾る体験は皆さん始めてではなかったでしょうか。わいわいと楽しく搾油の体験をしてくれました。

中太閤山小学校へは、5月に児童への地球温暖化対策の必要性を啓蒙する出前講義を行なっています。まずはスライドで、そのときの復習です。

種を撒いてひまわりを栽培し、花を咲かせ、種子を実らせました。収穫した種の重さを計ってみると、全部で4.2kgありました。この種子からひまわり油を搾ってみましょう。

両手で一杯程の種(約100g)をシリンダーの筒に入れ、搾油機のハンドルを回すと、ゆっくり、ゆっくりとピストンがおりてきます。最初は楽にくるくると回せたハンドルですが、だんだんとハンドルが重たくなってゆき、思わず力が入ります。最終的には種を入れた部分に約5トンの圧力がかかり、種を押しつぶして油が搾れます。

気がつくと、筒とピストンの間から油がしみでてきました。みんな大歓声です。最後の一滴まで搾ろうと、みんなで一生懸命ハンドルを回しました。最後はハンドルをちょっと動かすのも大変でしたね。

みんなで搾油体験

さて、どのくらいの油がとれたのでしょうか。メスシリンダーで計ってみると、取れたのは10mL程度の黄色い透明の油でした。取れた量は思っていたより少なかったのではないでしょうか。

収獲した種子を全部搾ったら、どのくらいの油がとれることになるのか、計算してもらいました。

4.2kgの種から、420mLの油がとれることになりますね。たくさんあると思った種ですが、油にすると500mLのペットボトル一本にしかなりませんでした。これをバイオディーゼルに変換して自動車を動かしても、だいたい4~5kmしか走れません。苦労してひまわりを育てた割にはほんのちょっとです。

「ひまわりから育てた油で実際に得られる燃料は、ごくわずかです。エネルギーを生み出すのは大変なこと。だからこそ、エネルギーは大事にしないといけない」こと、児童の皆さんが実際に体験してわかってくれましたでしょうか。

搾油の最後は、質問の時間です。「ひまわりの油は車を動かす以外に何に使えますか?」「ひまわり以外に油のとれる植物はなんですか?」「どうすれば搾油機が作れますか?」「搾ったカスを土に撒いてもひまわりが育ちますか?」などなど、次々と質問が飛び出し、大盛況でした。

この活動を通して児童のみなさんが体験し、実感したさまざまなことは、どれもとても大切なことだと思います。ぜひこの体験を今後につなげてください。また来年も、ぜひ中太閤山小学校でひまわりの栽培を続けてください。よろしくお願いします。

どのくらいの油がとれるかな

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